加湿器には数種類あります。
「超音波式」「スチーム式(加熱式)」「ハイブリッド式(加熱気化式)」「気化式」の4タイプ。このなかでもスチーム式は水を加熱して水蒸気を出す構造的には一番シンプルですが一番加湿量は多いタイプです。今回ご紹介するこの象印のEEーDC50もスチーム式となっています。
秋〜冬〜春までの部屋が乾燥する時期に肌や喉を守るにはやはり部屋を乾燥させないことですよね。よくお風呂の蒸気は喉にもいいと言いますがまさに水蒸気は喉を守るということで芸能をやられてる方や歌を仕事にされてる方などは自宅に数台の加湿器を常備されている方もいらっしゃいます。
今の時代は空気清浄機に加湿機能がついているものも多数ありますが加湿専用器の加湿量にくらべるとやはり劣るものが大多数です。
象印スチーム式加湿器EEーDC50機能特徴は?
空気清浄機の加湿は気化式がほとんどです。気化式は水をフィルターに浸透させながらファンで放出する方式で出てくる蒸気は全く見えません。それ故出てくる蒸気量もスチーム式に比べると減少してしまいます。
スチーム式といえば昔は石油ストーブの上に水の入ったやかんを置いてストーブの火力でお湯が気化していた光景を思い出します。スチーム式はまさにその原理。
電気ポットの技術を応用
お気づきかと思いますが象印と言うメーカー、なにより有名なのは電気ポットですよね。最近は炊飯器も有名ですが。電気ポットはまさにスチーム式加湿器と同様電気で水を沸騰させるということに特化していますよね。使用用途が違うだけで。
このEEーDC50は象印さんが長年の電気ポットの優れた技術を生かして開発された加湿器なのです。
お手入れが楽
スチーム式加湿器の利点は加湿量ともう一つ普段遣いからのお手入れが手軽という点です。他の気化式などの加湿器は基本的に冷めた水をタンクに留めて置く時間が長いのでカルキが溜まりやすくタンクやフィルター等のお手入れを頻繁に行わないと、ともすればカルキに浸かった汚い水を放出するということにも。
その点このEEーDC50であれば水を沸騰させてから冷ました蒸気を放出と言うことで冷めた水である時間が少ないことからカルキなどが溜まりにくいという利点があります。こちらはスチーム式以外の加湿器をご使用のかたならばそのお手入れの面倒さはお分かりかと。また、ポットのように給水も蓋を開け注ぐだけと簡単です。
ポットと同じ構造となっているのでフィルターもなくフッ素加工の容器が広いためお手入れが簡単です。
部屋の状況がわかる湿度センサー
現在の部屋の湿度はどうなのかというと普段自分ではあまり気にしたことが無い方もいると思います。相当湿度が高かったり低すぎれば自分でもわかると思いますがEEーDC50であれば「低湿」「適湿」「高湿」とお部屋の状態がランプで確認できます。
デュアルセンサーで湿度を自動コントロール
お部屋の湿度をもっと高めたいなどのときに先程の湿度センサーに加え温度センサーでお部屋の湿度を自動でコントロールしてくれるので「しっかり」のモードにしておけば湿度を高めでキープ。
雨が降っていたときなど湿度はそれほどいらないとなれば「ひかえめ」にしておくなど自動でコントロールなので手間いらずです。加湿量を選べる加湿器はじつはあまり多くありません。
沸騰音を下げるモード
EEーDC50は水を沸騰させてから65度まで冷まして放出するのですが沸騰する音って結構大きいものです。就寝時などにしようするのに音が大きくては寝れませんからね。
しかし「湯沸かし音セーブモード」で沸騰音が多少軽減できる仕様となっています。ただ加湿中の音や加湿中の再沸騰の音は変化しないようです。
就寝時でも安心な長時間使用設計
就寝しているときにせっかく湿度が高まった部屋でも途中で水がなくなり加湿が止まったら意味がありません。寝ているときは呼吸で意外と喉を使うものです。
就寝前にタンクを満タンにすれば例えば室温20度で「連続強」運転でも8時間もの長時間お部屋を加湿できます。
またそこまで長時間で無くてもという方にはON.OFFそれぞれタイマー設定が出来ます。ONタイマーは4・6・8時間、OFFタイマーは1・2・4時間それぞれ3段階タイマーを個別に選択できます。
咄嗟のときでも安心な3つの設計
EEーDC50は誤った事故を防ぐ安心な3つの設計が付いてます。まずお子さんなどが誤って操作をしてしまわないようチャイルドロック機能が付いています。
次にふた開閉ロック機能です。こちらはレバーで蓋を物理的にロックしているので転倒させても簡単にフタが開かない構造となっています。最後に誤って転倒させてしまってもお湯漏れを最小限に留めてくれる転倒湯漏れ防止構造となっています。
また誤って電源コードに引っかかっても電源プラグがマグネット式な為、本体から即外れて転倒させることを防ぎます。
まとめ
ここまでEEーDC50についての機能や特徴についてお伝えしてきました。
おもな機能特徴は
- 加湿量が多いスチーム式
- 電気ポットの技術を応用
- お手入れが楽
- 部屋の状況がわかる湿度センサー
- デュアルセンサーで湿度を自動コントロール
- 沸騰音を下げるモード
- 就寝時でも安心な長時間使用設計
- 咄嗟のときでも安心な3つの設計
空気清浄機の加湿量や気化式などの加湿器のお手入れのしにくさに不満を持っているかたにはこのEEーDC50はとてもオススメできる商品となっています。
ぜひあなたのご家庭にも取り入れては?
ではまた。