あなたはまだ覚えているだろうか。日本に未曾有の大災害をもたらした2011年3月11日を。
東日本大震災。関東にいた私も少なからず被害を受けた。当時ちょうど釣りに出かけていて干潟にいたのだがみるみるうちに膝丈まで海水が押し寄せた。津波である。
急いで帰宅しようとするも高速道路は閉鎖。下道で帰ろうとするも信号機は止まりコンビナートのガスタンクが火災により空からは真っ黒な雨が降ってきた。あーもう日本は終わるのかと思った。
コンビニで食料調達をと思ったが一切何も売り切れ状態。
震災後約1ヶ月以上も物流は滞りガソリンスタンドには給油を待つ長蛇の車列。もちろん一番は甚大な被害を受けた東北地方である。今でも当時の自宅には帰れず暮らしている人は相当数いらっしゃる。胸が痛い。
それは間違いようがないがこの日本列島に住んでいればいつ自分の住んでいる地域でも同様な震災があってもおかしくはない。そういう国なのだから。
もし自分に被害が及んだとき何も準備をしないであなたは3日でも生きていられるだろうか?交通も物流もライフラインも全てストップするなかで。あの時を教訓として準備しているご家庭はどのくらいいるだろうか?
話が長くなってしまったが、ここに厳選された防災セットを紹介させていただきたい。
「Defend Future 防災セット1人用Relief2」は36種類39点の防災セットとなっている(1人用)。
(リンク写真は35種類38点ですが実際は36種類39点となっています。)
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防災セットRelief2のセット内容は?
さて気になるセット内容をみていただく前に収納するリュックサックを御覧いただきたい。特長の一つは撥水加工のリュックサックである。
避難時に雨風にさらされても中身が濡れて使い物にならないということにならないで済む。
そして従来の防災セットのリュックというといかにも防災用品がはいってます系の言葉は悪いがダサいフォルムであったがこのRelief2は合格点と言えるのではないか。
メーカー説明にもあるがいっぱい詰め込めるようにと大きい容量のものを選ぶ方もいるがRelief2は22Lと他社のものと比較すれば
一回り小さい。
これは被災して避難するのは高齢者や女性も含まれる。大きい容量のリュックだとそれだけ詰め込むので重くて移動が困難だったり、かと言って詰め込みすぎないよう容量を減らせば移動している間に中身がぐちゃぐちゃとなる。だからあえて22Lなのである。
このリュック1個で2人セット分は詰め込めるようになっている。
ただ22Lと言えど防災士が厳選した避難に本当に必要なものが詰め込まれているのであとはたとえば軍手やラップ、ガムテープなど自分で必要だなと思うものも追加で入れるスペースは余っているので心配ない。
そしてリュックサック本体の強度や摩耗度、縫製の強さ等、厳正に試験しておりかなり丈夫にできているので擦り切れたり取っ手が取れたりなどと不安に思うことがない。
スマホも充電できるダイナモラジオライト
やはり避難した際にこまるのは情報がほしいことだろう。自宅であれば好きな時間にテレビやラジオを見たり聞いたりで情報は得られたが当たり前のように出来たものが避難先ではそれもままならない。
このダイナモラジオライトがあればLED懐中電灯にもなりAM,FMラジオも聞けて各種スマホの充電も出来る。これがどんなにありがたいことかきっと実際避難した際にわかることになるだろう。何より乾電池でももちろん動くのだが手回しでダイナモを回転させれば乾電池が無くてもとりあえずはスマホを充電できたりラジオはもちろんLEDライトも使用できる。
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本当に必要なものを厳選!
その1.
なにはともあれ人間にとって必要なものは水である。水が無ければ生きてはいけない。もちろん水は5年間保存可能で官公庁や自治体、公共機関でも使用されている確かな水であるので安心できる。
その2.
つぎは米(アルファ米)である。メーカーは尾西食品。
亀田の柿の種の亀田製菓のグループ会社らしいが宇宙ステーションで使用するアルファ米が採用されるなど実績が確かなようなので間違いはない。水かお湯を注ぐだけで食べられるので非常時にありがたい。スプーンまで付いているので食器を用意する必要もない。
こちらは賞味期限は5年である。
その3.
そして非常食の定番カレーである。こちらは有名なバーモントカレーのハウス食品が作るカレーで温めなくても美味しいらしい。温めたほうが美味しいとは思うがそもそも避難先で火を使えるかはわからない。それにただお米を食べるだけより100倍は美味しく感じるだろう。野菜もたっぷり入っているので栄養的にも問題ない。
こちらは賞味期限は5年である。
その4.
避難先が遠い場合、徒歩で行くことになるのだが被災の心労と移動の疲れも増してくると思う。そんなときに座っても歩きながらでも片手で食べられて疲れを癒やす糖分が入ったようかんはどうだろう。
その名もパワーブーストようかん。
小腹を満たすにも丁度いい食べきりサイズでアレルギー特定原材料も28品目は不使用となっている。
こちらも5年間保存可能である。
その5.
10L容量のウォータータンクである。こちら以前は5Lだったようであるがお客様レビューから5Lでは心もとないというレビューを受けて改善したものである。
被災時の給水ステーションでの水汲みなどに使用できて小さく折り畳めて水を入れた際も自立するので運ぶ際に重くて一度地面に置いても安心できる。
その6.
次はエアーマット。避難先で休む際、床が固くて痛くなりろくに休めないということがあるがこのエアーマットがあれば冷たい地面で体温を奪われることも防ぐので身体の疲れを回復させるという点において大変ありがたいものである。空気でふくらませるので自分の好みの硬さに調整できる。
本体は195cmあるので結構大柄な男性でも足がはみ出る心配はあまりないだろう。
その7.
つづいてはアルミブランケットである。避難中に休む際、たとえ真夏であっても夜は気温がぐっと下がる日もある。そのときに防寒対策をしないとろくに寝れず疲れも取れないだろう。
アルミブランケットは体温を逃さず外気の冷たさも遮断するので上記のエアーマットと組み合わせて使用すればぐっすり寝られて疲れを癒せるだろう。
またこういう使い方もあるのかと感心したのが例えば被災で怪我を追った方を別の場所に運ぶ際にもアルミブランケットの上に寝かせて数人で運べば簡易担架にもなる。それほど丈夫にできているのだろう。
その8.
つづいてホイッスルである。こちらはもし自分が被災して怪我をして動けないあるいは同行者や他人でも同様に怪我をしていて周囲に助けを呼びたい、そのようなときに、効果を発揮するものだ。
例えば雨が降っているときなどは人の声は意外とかなり大声をだしても周りには伝わりにくいものなのは誰しもおわかりだと思う。
ホイッスルの高音で自分の存在を周りに効率よく伝えて大声を出さないので結果自分の体力も温存できるだろう。
その9.
つづいて洗濯パックである。避難先ではまともに洗濯できることは少ないと思う。しかもお風呂にも入れず、汗や粉塵などで服や下着も汚れていくことになる。少量の水さえあれば洗濯できるのであればこれほどありがたいことはない。
洗剤まで付属していて洗う衣服と洗剤を投入して一緒に揉み込めば完璧ではないにしろニオイと汚れはある程度取れてチャックを開けて水を注ぎながらすすぎもできる。その上パックを丸めていけば脱水までできる。人力とはいえ、コレを何も容器が無くやるのではあまりにも効率が悪くろくに洗えないだろう。
その10.
つぎはスーパーロングウェットボディタオルである。ようは水無しで汚れた身体を少しでもキレイにしたい、ニオイを取りたいというときに使うタオルでその名のとおりロングサイズで厚手で丈夫。身体を拭くのに楽に、特に背中まで一人で拭けるサイズである。
自分の体臭が気になりだしたりすると被災時などは特に気が滅入るもの。よくある他社製のものが実際使用するときには乾いていて使い物にならなかったということがあったらしいがこちらは5年保存を明記しているので安心だろう。
その11.
次はシャンプー手袋というものである。避難先ではお風呂もそうだがまともに髪を洗うことができないのがほとんどである。数日もすれば頭のニオイも気になりかゆみなども出てくる。そのときにこのシャンプー手袋で頭を洗えばニオイなども気にならなくなり気分も落ち着くものである。
ただ洗うというと語弊があるかもしれないこれは汚れやニオイを拭き取るといったほうがしっくりくるだろう。水もいらずでスッキリできるのだから被災時にはありがたい。
その12.
次はウェットティッシュ、あえて説明の必要はないだろうがただのティッシュよりも使用する頻度は高いだろう。被災するととにかくいろいろな物や身体が汚れる。そのときに濡れているティッシュと乾いたティッシュでは汚れの落ち方が段違いだろう。
こちら除菌仕様で5年間の長期保証である。
その13.
つづいては歯ブラシ。避難中は歯を磨くという行為自体を忘れる方もいるかもしれない。しかし歯を磨かないと虫歯や歯周病のリスクは格段に高まり、高齢者の場合などは肺炎になる場合もあるので少量の水だけあれば磨けるのだから積極的に使用したい。
その15.
次は救急セット(9品目)となる。やはり被災した際の怪我はもちろん避難中や避難先での怪我は防ぎたくてもどうしようもないこともある。小さな怪我でも処置をしておかないと後に化膿するなどしてしまうことも。あくまでも応急的なものではあるがきちんと処置しておきたい。
はさみや包帯など必要なものがセットになっているのもありがたい。注意したいのは、消毒液などはセットに無いので心配な方は別途用意してほしい。
その16.
これは大変重要である、簡易トイレ。やはり被災して困るのがトイレであろう。たとえ自宅でも被災により水や電気が使用不可能となると困るのがトイレである。しかもこの商品は凝固剤を入れる手間もなくポケットティッシュも付属していて使用後のニオイも防いでくれるスグレモノである。使用後もそのまま縛って捨てるだけと簡単である。
その17.
次はポータブルウォシュレット。上記の簡易トイレのポケットティッシュを使用すればトイレ後も清潔に保てるので安心。またペットボトルに付けて使用するものだがセット内の保存水のペットボトルにももちろん合うよう設計されている。
その18.
次に目隠しポンチョというもの。被災した際は恥ずかしいだの言ってられない状況ではあるだろうが特に女性は周りの目も気になると思う。トイレにしろ着替えるにしろ。この目隠しポンチョで隠せば安心とまでは言えないがとりあえずは見られないようにはできる。
だいたい以上であるがわかりやすいように各数項目の下にメーカーでの写真による説明を添付したのでぜひ参考にしてほしい。
その19.
最後に防災マニュアル、防災IDカード
内容品一覧、追加チェックリスト以上4項目
である。
まとめて書いて申し訳ないが防災マニュアルは普段被災したことがない方々がどういうことに気をつけどうすればいいかを防災士がマニュアル化したものをセット品に同梱してある。セット内容一覧表のQRコードでスマホから読み取れるので書類をいちいちリュックに入れておく必要もない。
そして防災IDカードには自分や家族の氏名、電話番号、血液型、常備薬、アレルギーなどを記載して万が一倒れて意識を失った場合に周囲の方があなたにどういう処置をすればいいかわかるように備えるものである。
内容品一覧はセット内容品で賞味期限などを記載して交換時期をわかりやすくするものである。最後に追加チェックリストである。
これはセット品以外にご自身が必要なものをリスト化してあるので自分でいるものをチェックしておくのに参考になる。長々と各セット品について簡単に説明してしまったがこのセット品はリュックサックとは別で梱包されて配達されるようである。
メーカーでは自分でリュックに詰めることでどこに何をしまったかがわかる。必要、不要なものを選別して入れられる使い方や賞味期限が確認しながら入れられる。各パッケージがないので邪魔にならないというメリットを謳っている。どれも言う通りでなないだろうか?
そしてこれだけのセット内容でもかなりの割安であると思う。またメーカーでは5年保証ということも忘れずにお伝えしたい。
いざというときに使い物にならないのではそれこそメーカーの信用度にも関わるのでこれは評価したい。
最後になるがこの防災セットを使わないで過ごせるに越したことはない。だが被災して使いたいときにこの防災セットRelief2があるのと無いのでは避難生活の快適さに大きな違いが出るのは間違いない。
あなたもいや家族全員分は絶対備えておいたほうがいい。以上最後まで読んでくださり有難うございました。
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