大阪の生野区は鶴橋と並びコリアタウンで有名です。
その生野で創業したキムチの製造販売を手掛けている有限会社高麗食品さんです。
「黄(ファン)さんの手造りキムチ」で有名で、関西の人は(あーー、あのキムチの会社ね)となるくらい。
なぜって大阪で一番売れているキムチは?といえば「黄(ファン)さんの手造りキムチ」とそこいらの人が答えられるくらい有名です。
売れているんだから不味いわけがない!
製造開始から50年以上経過しているなどの長く愛され続けている加工食品として大阪産(もん)名品にも認定されています。
黄三兄弟とキムチ
めちゃうまキムチを手掛けているのが黄三兄弟の
●代表取締役社長 長男 黄 鍾守(ファン ヂョンス)さん
●取締役専務 次男 黄 仁守(ファン インス)さん
●工場長 三男 黄 成守(ファン ソンス)さん
そして裏方として働く彼らの母
彼らの祖母(韓国生まれ)が生野でキムチの販売を始めたのが1970年。
今のようにキムチが日本にはあまり浸透していなかった時代。
しかしキムチは在日韓国、朝鮮人に好評で娘(彼ら三兄弟の母)もキムチを分けてもらい店を構えたようです。
そのころに生まれたのが「黄さんの手造りキムチ」という昆布とカツオの出汁が入った独自の製法キムチでした。
今ではキムチの種類だけで約50種類を作るまでになり会社としてもかなり大きくなったようです。
店舗も森之宮店、平野店、鶴橋店、田島店、たつみ店と次々にオープン。
今や関西圏で知らない人がいないほど超売れているキムチ屋さんとなりました。
黄 鍾守(ファン ヂョンス)社長から次男三男へ
黄三兄弟の父が手掛けていた事業(サンダルの町工場)が閉鎖して多額の借金を抱えることになり長男の黄 鍾守(ファン ヂョンス)さんは借金返済のために、その頃のキムチ屋さんは儲かったようでしかたなくキムチ屋さんをやることにしたそうです。
しかしあまりに忙しいので次男の黄 仁守(ファン インス)さんに声をかけその後に三男の黄 成守(ファン ソンス)さんも一緒にやるようになったという始まりだったようです。
関西圏で圧倒的認知
関西圏のスーパーなどではかなり見かける「黄色さんの手造りキムチ」は日本人の味覚に合うように味付けしたキムチです。
次男の黄 仁守(ファン インス)さんは取締役として営業部を統括。
全国の量販店に営業をして販路を開拓しているそうです。
また三男の黄 成守(ファン ソンス)さんは工場長としてキムチの味を守りつつ、冗談なのかはわかりませんが虎視眈々と社長の座を狙っているそうです。
わたしは関東住まいですがそのうちこちらでも「黄色さんの手造りキムチ」を見かける日はそう遠くありませんね。
今から楽しみです。
カツオのタタキにキムチ乗せてみました♪
— 黄(ファン)成守/黄さんの手造りキムチ (@fansanno3) June 14, 2023
結構いけます😊 pic.twitter.com/F7ukQusDsm